教育ファームモデル実証地区に選ばれました!

NPO法人きららの里は「農林業・福祉・教育」を柱に活動してきて今年で丸7年を迎えます。畑いっぱいにジャガイモを植えてたくさんのジャガイモを収穫した年もあり、また水当てが悪かったり、お天気に見放されたりとした年は収穫できないという経験もしました。時には野生動物との戦いで、狸にとうもろこしを全部食べられたり、「この枝豆もう少しで収穫だね」という時に朝早くカラスに先に収穫されたこともあります。「人間も知恵をつけなければ農業出来ないね」とみんなで話したこともあります。毎年何かしらの勉強をしながら、きららの里では農業を楽しく、そして自分達で育てた野菜と共に多くの感動を収穫してきました。

この5月、平成20年農林水産省補助事業「教育ファーム推進事業」の実証地区に選ばれました。これまで活動してきた農業のステップアップに出来ればいいなと応募したところ、教育ファームモデル地区に選ばれたというわけです。

この事業目的は、これまでの畑の土壌改良整備を行い、環境面にも目を向け、「適地適作」を行い収穫することです。また、季節を大切にしながら、食・農業・教育(食農育)の推進を行う事もできればいいなと思っています。これまでも食育活動を行ってきた私達ですが、参加者が収穫したものを持ち帰り自宅で調理して味わうというものでした。そこで今年は収穫された作物・果物などをその場で調理し味わう体験、また、長期保存できるものなどにその場で1次加工する体験等も行ってみたいなと考えています。また、環境面からの活動としては、農業体験を行った際に、近くの森で「竹林作業」にも参加していただき、竹炭窯体験及び、木質ボイラーでの足湯体験等も行ってもらうメニューなども考えています。

 きららの里のある中山間地区では、農業に携わるスペシャリストがたくさんいます。「河原百笑会」や「河原機械利用組合」などもできており、お米や野菜だけではなく、果樹栽培を行っている人の指導を受けることも出来ます。作物の植え付け・管理は農業従事者による本格始動で行い、収穫時の調理・保存加工なども全国で活動している専門家の方に直接指導していただける体験を行います。

私自身、農業があまり好きではありませんでした。ですが、きららの里の畑にやってくる子供たちは目を輝かせ、一生懸命になって私達の話しを聞いて作付けなどを行っています。この種を植えると何が出来るのだろう?こんな1粒の種からたくさんの実が付くの?ジャガイモは茎だったの?サツマイモは根っこだったの?と子供たちは畑で「?」を「!」へと変えて帰っていきます。そんな姿を見て、私は「農業を楽しく演出する活動」を考えるようになりました。自分自身が楽しいと思える農業は勿論のこと、子供たちが「面白い!」と興味を持つ指導を行わないといけないんだと思ったのです。時には絵本を取り出して伝えたり、クイズ形式にしてみたり、草取りもゲーム感覚で行うことであっという間に畑はきれいになることも分かりました。そういった1つ1つの活動を通して、農家の方が大変苦労して育てているんだとわかることも大切ですが、作る楽しみ、収穫する感動、味わうという喜びを少しずつ伝えていけたらいいなと思っています。


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